【感想】アンデッドアンラック 153話【アンデラ】
No.153「Fair play」
●仲間に
風子が放った弾丸がビリーの肩をかすめる。
勝負に勝った風子だがビリーの様子から彼が不抜をコピー、つまり不公平が発現したことに気付く。
前ループから変わった能力のルール。対象からの敵視から対象への羨望へ。
「改めて聞きます。私達の仲間になってくれますか?」
「・・・ボクは・・・」
ビリーが答えようとしたその時、ディスクが大きく傾いた。
●不運
「やめろジーナ!もういい!お前らもよせ!」
ディスクを経由してニコに付与された風子の不運。
ジーナをはじめとするメンバーたちが必死に食い止めるようとするも止まる気配がない。
ニコは覚悟を決めてここで死のうとする。
当然諦められるはずもない風子だが判断に迷っている。
「指揮官がなにベソかいてんだ!」
そこへ、クリードが戦車を引き連れて応戦する。
「風子!お前はオレの部下を救ってくれた!今度はオレ達の番だ!」
「命令を!」風子に指示を仰ぐメンバーたち。
●公平に
ジーナの不変を軸になんとかディスクを止めようとする風子。
「上も下もなく・・・公平にか・・・」
さらにビリーとテラーも2人分の不通で参加してくる。
「支え合えるいいチームだね、ボク達も仲間に入れてよ、ボス!」
皆がディスクを止めている間に、ニコを遠くに連れて行くようにイチコに指示する風子。
逃げようとしないニコにしびれを切らしたイチコが彼を殴る。
「言う事聞け!」
「あだ!」衝撃で身体から魂が抜けるニコ。
その様子を見ていた風子が何かを思いつく。
●解決策
「全員退避!金斗雲に乗って!」
魂状態のニコを置いて、全員が退避する。
ディスクがニコに直撃する。
「ニコー!」
「大丈夫!不運は魂に付与される、そして魂状態のニコさんならこの不運は・・・効かない!」
泣き叫ぶイチコに風子が説明する。生身の状態で付与された不運なら魂状態なら効かないはず。つまり
「ぶはっ、えらい目にあった!」
「ニコ!生きてる!」
魂が身体に戻り、見事復活したニコ。
●リメンバー
ニコに謝罪する風子。
「かまわねぇよ・・・それにいい不運だったぜ」
「え?」
ニコが指さす先には探し求めていたアーティファクト:リメンバーが浮いていた。
ディスクが墜落した衝撃で地中から出てきていた。
リメンバーを手にし、アンディを思い出す風子。
風子たちの様子を見て笑い出すビリーたち。
「戦争止めるどころか島ごと無くなっちゃったよ!アハハハ」
「ディスクも吹っ飛んじまった、まぁあんなもん無くていいか!」
●次なる舞台
ビリー達に助太刀してくれたことを感謝する風子。
「助太刀?なんのこと?協力したんだ。仲間なんでしょ?」
「・・・ハイ!」
正式に仲間に加わったビリー・テラー・クリード。
軍人が3人加わったことになる。
ビリーはこの後何をするのか風子に尋ねる。
「せっかく軍人3人入るんだ、キツイの回せよ」
「えっいいんですか」
数々の死線をくぐってきた、と豪語するビリー。
風子は上空を指さす。
「次は宇宙です!」
スケールの大きさに驚愕する軍人チームと喚起する科学者チーム。
「フィルくんを救うんです!」