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【感想】アンデッドアンラック 147話【アンデラ】

※ネタバレ注意です

No.147 RUN-IN
 
・東南アジアの戦地、ブロージャ。大砲の音が鳴り響く中、一人の男性兵士が耳を澄ませている。
 キャタピラの微かな回転音から台数と位置を正確に把握、音の軽さから装弾数が減っていることまで察知する。
 「どうだいテラー、戦況は」
 「ビリー隊長」
 テラーとビリーが戦況を確認する。
 敵の補給待ちのタイミングを見計らってビリーが計画していたこと。
 それは戦地の中央に眠る「ディスク」と呼ばれる超古代兵器。
 手にすると現代文明では到底太刀打ちできない力が手に入るそれを探していた。
 
・半信半疑のテラーに対し、軍上部の金払いの良さから、ディスクが実在することを確信しているビリー。
 「ディスクはオレ達”水平の秤隊”がいただく。足りない支援の中ここまでやってやったんだ、不公平だろう?」
 しかし、あくまでビリーの狙いはディスクの保有のみ。
 「使わずに持ってるだけさ、そしたら一個でも戦争が減るかもだろ?」
 「いいですね、それ」
 
・テラーにキャンプに戻るように指示するビリー。
 キャンプに戻ったテラーは負傷兵相手に歌を歌う。
 テラーの歌声を絶賛する仲間たち。
 彼は負傷した仲間たちと生きて帰還することを目指しているが、負傷兵たちはこの戦地で死ぬことを覚悟している。
 仲間たちに軽口をたたかれながらキャンプを後にするテラー。
 
・「隊長、交代しますよ」
 「なんだ、泣いてるのか?」
 目が見えていないはずのビリーに当てられ、ムッとするテラー。
 ビリーはテラーにどうしたいのか尋ねる。
 テラーは仲間を死なせないために通信兵になった、と変わらぬ決意を口にする。
 「ああ、頼むよテラー」
 「ハイ、その日までオレが皆を守ります」
 
・皆が寝静まる中、ひとり音を聞き続けるテラーだが、フル装弾の戦車5台が仲間たちのキャンプに進んでいることに気づく。
 慌てて通信を入れようとするテラーだが、ここで「不通」が発動、自身の肉体を使ったあらゆる伝達行為ができなくなる。声も、指も、体さえも動かすことができずに声にもならない叫び声をあげる。
 (このままじゃみんなが、みんなが 誰か…誰か…誰か…!)
 
・『隊長、いつでも撃てます。許可を』
 「ああ、撃て」
 敵部隊のリーダーが発砲を許可し、テントが白煙に包まれる。
 指揮していたのはクリード。戦争を終わらせるために、直接攻撃に打って出たのだった。
 成功したかに思えた作戦だが、現場からは怒声と悲鳴があがる。
 「なんだ…何が起きてんだ!」
 キャンプは無傷、ジーナとボイドを引き連れた風子がライフルを構える。
 「ジーナちゃんボイドさんは援護を!畳みかけます!」
 
【感想】
テラー…前ループでもこれが起きていたと思うと悲しすぎる…。
そしてクリードとはどういう経緯で同じグループになったのか…。
ボイドとジーナの援護がたのもしすぎるぜ!