【感想】アンデッドアンラック 148話【アンデラ】
No.148 三番目の犬(サードドッグ)
・クリードの小隊はキャンプに向けて発砲するが、すべて防がれている。
ジーナが張ったバリアをボイドが支えつつ戦車も拘束している。
風子は戦車についているペリスコープ(潜望鏡)を破壊して回る。
たまらず顔を出した隊員たちに片っ端から不運を付与していく。
・不運によりコントロールを失う戦車。
その隙を逃さずに友才が不壊刀で砲身を破壊していく。
負傷者の退避を完了させたニコたちが戻ってくる。
風子はニコにビリーがいたか確認するがニコたちは未だ出会っていない。
・一連の会話を木陰から聞いていたビリー。
怖れていた「第三勢力」の登場するも冷静に判断し、まずはテラーと合流するために歩き出す。
一方の風子たち。これから不減になるであろうクリードを救う算段を立てる。
とは言えテラーの悲劇を回避した時点で発現の仕方が不明確になった。
・クリードの攻撃を耐え、不減になったタイミングで起きるであろう悲劇から救う、と風子。
その瞬間、風子の頭上にクリードがバイクに乗って走り抜ける。
グレネードを落としていったクリード。風子は友才に不抜でピンを抜けないように指示するがすでにピンが抜かれている。
・部下たちは標的を仕留め切れなかったことをクリードに謝罪する。
クリードは自分でケリをつけるといい、部下たちを退避させる。
――クリードの回想。
経験の浅い部下たちから成る小隊を指揮するクリード。
少尉である彼が上層部から言い渡された命令は「百の兵を減らし、全ての弾が尽きるまで戦う」こと。
・部下を帰還させるために、風子たちを殺して弾を撃ち切ろうとするクリード。
そこへ軍の回収用ヘリが通りかかる。
部下たちが必死に手を振る中、クリードに上官から無線が入る。
弾を撃ち切っていないため、クリードたちを回収しないことを伝える。
クリード自身もガトリングの弾が全く減っていないことに気づく。
「幸運を、クリード大尉」
・事実上の戦死扱い。せめて部下たちだけでも帰還させようとしていたクリードだがそれすら叶わなかった。
「クソッ…タレ…ッ、命は…減ったら戻らねぇんだよ!」
半分自棄になりながらひたすらに撃ち続けるクリード。
ジーナのバリアも限界に近付いていたその時。
「皆よ、待たせた!」
空が割れ、不壊の盾を持った一心が駆け付ける。
「発現までこぎつけた!この弾幕を超えますよ!」
【感想】
クリード…お前部下想いのいい奴だったんか…。
否定能力はどれも自分以外の誰かを傷つけてしまいますね。