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【感想】アンデッドアンラック 144話【アンデラ】

※ネタバレ注意です

No.144 Next Ring
 
・幼いボイドがスラム街を歩いていると、金持ちそうなカップルとぶつかる。
 「ったく、避けろよクソガキ」
 「なんで端のオレが避けるんだ?お前達には他に歩けるとこがあるのに」
 悪態をつくカップルに言い返すボイド。
 「俺は避けない」
 
・風子はボイドに否定者の説明をする。
 説明を聞き、風子が言っていた「最後の試合」の意味を理解するボイド。
 そんなボイドに、闘う世界が変わるだけ、と説明する風子。
 「あなたのボクシングはこっちに来れば終わらない」
 
・風子が仕掛ける。容赦ないブローをボイドに叩き込む。
 殴られ続けるボイド。普通のボクシングがもうできないことを実感しつつ、ボクシングと出会った日の事を思い出していた。
 (同じだ…あの時と…)
 
・スラム街の路地裏でうずくまるボイド。
 そこに一人の警官がグローブをもって話しかけてくる。
 「お前のプライドはただ人を避けねぇだけか?違うだろ?」
 人を避けないスラムの子供のうわさを聞いてやってきたのだった。
 「困難も避けるな。歯ァくいしばって超えてみろ、そしたら向こうから来るさ
   避けようと思っても避けれねぇ幸運がな」
 
・楽しそうに殴り合う風子とボイドだが、ボイドは徐々に風子の不運にも対応してくる。
 ボイドは自分がいてもいい世界がまだあることを風子に確認する。
 この世界には風子より強い人も化け物もたくさんいる。
 「次は地球がリングです」
 
・風子がテープをボイドの額に飛ばす。
 3週間分の不運を溜めたテープにより、リング上の証明が落ちてくる。
 照明の光を目晦ましに、風子が最期の攻撃を仕掛ける。
 即座に反応したボイドもカウンターで拳を繰り出し、両者ともクリーンヒット。
 目を開いたボイドが目にしたものは、立ったまま気絶している風子の姿だった。
 
・心の中で風子に感謝するボイド。
 (ありがとよフウコ、おかげでもうこの世界には悔いはない)
 「試合終了ー!なんとフウコ立ったままの気絶!勝ったのは王者ボイド=ボルクス!」
 「どこがだよ、試合に勝って勝負に負けたって感じだな」
 会場に響くアナウンスを聞きながら、ボイドが笑う。
 
・倒れこんだ風子に駆け寄る一同
 「ボイド!悪いがクエストリザルトまで時間がねぇ!来てもらうぜ!」
 ニコが言うや否や地面が割れ、ムーブにより強制移動させられるボイド。
 円卓の上に降り立つ一同。
 「チッ間に合ったか」
 悪態をつくアポカリプスを無言で殴るボイド。
 
・「くそがぁ!クエストリザルトォ」
 オータムの討伐に成功したことで円卓に第三席が追加される。
 「どーなってんだコレ?」
 「ボイドさん、お先どーぞ」
 イチコがボイドを座らせようとする。
 「座るとどうなるんだ?」
 「3か月後のクエストに参加できるの。まぁあの子を信じてくれるなら座ってあげて」
 「…なら決まりだな」
 第3席に座るボイド。
 「オレの次のリングはここなんだろ?ボイド=ボルクスだ、よろしくな!」
 
次号へ
 
【感想】
ボイドかっこいいよ!めっちょいいキャラだ。
ずっと半裸でいるのかしら?