積まずにはいられない

ジャンプ感想など

【感想】アンデッドアンラック 143話【アンデラ】

※ネタバレ注意です

No.143 You can't avoid this!
 
・3周年記念巻頭カラーは風子とボイド。
 また、第3回人気投票もスタート。
 
絶対王者のボイドとチャレンジャー風子の試合が始まる。
 周りの目からは風子は男に見えている様子。
 ニコは不運でゴリ押すように風子にアドバイスする。
 
・試合が始まると同時に風子はダッシュして間合いを詰める。
 対するボイドは防御の構え。
 風子の打撃は拳法のようなもの。ボイドの脇腹にヒットするがほとんど効いていない。
 
・ニコたちは「ボイドに不運が付与できた」と喜ぶが、ボイドは平気な様子。
 そのまま風子を殴り飛ばす。
 ボイドの猛ラッシュを紙一重で躱す風子。
 ジーナが手伝おうするが、風子はなぜか拒否する。
 
・ボイドの拳が風子の顔面にクリーンヒットする寸前、ゴングが鳴り第1ラウンドが終了。
 風子が何か隠していることに気づいたボイド。深くは尋ねず、全力の風子と闘いたいことを伝える。
 さらに、不運を使うようにニコにも促されるが、まだ使うつもりがない風子。
 「それじゃ救われない、これがボイドさんの最後の試合なんですから」
 
・第2ラウンドが始まる。距離を一気に詰める技でボイドを翻弄しようとするも彼には大して効かない。
 再びラッシュに持ち込まれて防戦一方の風子。
 「全力で来い!オレはお前と最高の試合がしてぇ!」
 ボイドの魂の叫びを乗せた拳は風子にヒット、風子はリングロープにもたれかかったまま動かない。
 「…審判、カウントを」どこか寂しそうに審判にカウントを促すボイド。
 「私もです」
 
・ロープの反動でボイドを殴る風子。
 まだ否定者ではないボイドには自身の能力も使わない風子。
 「私だって、あなたの最後の試合を最高のものにしたい!」
 風子の発言の真意は分からずとも、気持ちは理解したボイド。
 今まで対戦してきたどのチャレンジャーよりもボクサーらしい風子に応えるため、全力で殴りかかるボイド。
 
・その瞬間、風子の体がピタリと止まる。
 (!?何だ…!?フウコの体が)回避しようとしない風子に戸惑う。
 避けてくれるように願うも叶わず、一方的なボイドの拳が風子の顔面に入る。
 「ジーナちゃん、お願い…」
 倒れそうな風子の体をジーナの不変の手が包み込む。
 
・その様子を呆然と眺めるボイド。
 立てるわけがない風子から放たれたパンチ。今までの攻撃で一番手ごたえがある。
 (イカサマでもなんでもいい、お前はまだ俺と闘ってくれるんだな!フウコ!)
 「どんな力に目覚めても、この試合最高のものにしてみせます」
 笑顔で向き合う両者。
 「さぁこっからは否定者ボクシングです!」
 
次号へ
 
【感想】
・風子相当強くなってますね。
 能力だけじゃなく素の戦闘力が。
・不可避が移ったということはおじいちゃんは死んじゃったんですね。かなしい